1994年4月に起こったコンゴ民主共和国の隣国ルワンダの大虐殺。これを機に、ザイール(現コンゴ民主共和国)とルワンダの国境の町ゴマに多くの難民が流れ込みました。その支援のためにHINTの現代表である進藤重光が派遣され、現地の難民キャンプで見た光景が後にHINT立ち上げの原動力となり、ザイールで出会った“優秀であるけれど、経済的な理由で学業が継続出来ない大学生”への奨学金支援からHINTの活動はスタートする事になりました。
現在では、コンゴ民主主義共和国での奨学金支援プロジェクトは10年以上の月日を経過し、十余名が大学を卒業し、医師、教師、公務員などそれぞれの職業で活躍しています。また2002年度からは、小中学生に対しての援助が実施され、約30名の子供達の支援を行っています。未だに政局が不安定なコンゴ民主主義共和国では、内戦の勃発など修学が儘ならない状態が続いていますが、国の発展には教育が必要不可欠であり、HINTでは『教育』に力を入れた支援活動を行っています。