1994年に、人口問題と民族問題に起因するルワンダ大量虐殺事件を機に発生した数百万の難民。HINTは、この難民を救済したいという有志の願いから、同年のクリスマスに発足いたしました。日々のニュースでも伝えられる「戦争」「貧困」「自然災害」などで苦しむ人々に対して『自分達に出来ることはないか』と、カリタス・インターナショナル(本部ローマ)、カリタス・ジャパンに協力する形で最初の活動を開始いたしました。2002年の12月には東京都による特定非営利活動法人の認証を受け、現在に至っています。 HINTのメンバーは、サラリーマン、教師、学生、自由業、バーテンダー...と様々な生活をしながらも、国際社会に対して関心を持ち続け、難民やその他の困難な状況に置かれた人々に対する支援を行い、民主的世界の実現に寄与したいとの願いを持った人々で構成されています。 これまでに、発足まもなく起こった阪神・淡路大震災での被災者への救援活動(防塵マスクの配布、被災者のための炊き出し、「神戸復興新聞」の配布など)や、ザイール(現コンゴ)での奨学金運営の支援、ベトナムでの学校校舎建設の支援などを行ってきました。発足から10年以上を経た現在では、活動は多岐にわたっています。
HINTでは、音楽や、絵画、写真の展示会など人々が馴染みやすい文化的なも催し物も常時活発に行われており、文化芸術を通じての国際協力が行われています。これらの収益の一部はNGO活動などに利用されており、またそれらのイベントを機会に多くの人々に具体的なNGO活動にも関心を持って頂けるように工夫を凝らしたイベントを開催しております。