ネラン神父をはじめ、各国からの留学生スタッフ、エポペのお客様が発した名言をご紹介いたします。(エポペ名言集を転載されることはご自由ですが、出典の明示はどうぞよろしくお願いいたします。) |
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<ネラン神父猛語録>
- □祈れないときがあると思います。そのときは感謝しましょう。
- ある日のミサで
- □役を演じるのが人生だ。
- 人生とは与えられた役割を形ばかりではなく誠実に果たすこと
- □生きがいは「ある者」との結びつきから生まれる。
- 仕事は尊いが、それだけが人生ではない。家族、友、愛する者…ひとは他者との絆のなかで生きる意味を見つける(究極の親友はイエス・キリストだと語って)
- □奉仕をすることが神父の根本的な使命だ。
- なぜ、教壇で教える立場から蝶ネクタイ姿のバーテンダーになったのか、に答えて
- □理性で人間には理性があるかどうかを論ずるのは意味がない。
- 人間だって理性などないかもしれない、との質問に対して
- □信じることに決めた。だから信じる。
- モーリヤックの言葉を翻訳して。
- □信仰は理性を否定しない。むしろ理性ある人間の存在を肯定する。
- キリスト教信仰は理性に反しないか、と問われて
- □役に立たないからこそ、教養だ。
- 教養とは何か、と問われて当然のように
- □無理やりにでも、忘れる!
- 相手をゆるしたくてもゆるせないときは、どうしたらいいのでしょうかとの問いに
- □少なくとも殺さないことだな。
- 兄弟を愛することとはどういうことかと問われて
- □兄弟だからと言って、友だちだとは限らない。
- 教会の中での人間関係がうまくいかないとの声に。
- □神さまは小間使いじゃないよ。自分から動きなさい!
- なぜ、神さまは自分にも結婚できるような出会いをさせてくれないのかと聞かれて
- □放蕩息子の父親のイメージが神さまの姿だろう。やりたいことを手伝ってくれる。ただむしろ、放蕩息子の兄の姿の方が私たちの日常のテーマに近いのではないか。
- ルカによる福音書「放蕩息子のたとえ」(15章11節?32節)について
- □完全に赦すことは忘れることだな。ただ、神さまにはできるが人間にはなかなか難しいか。
- 旧約聖書のイザヤ書43章25節を参照してみてください
- □結婚は、相手に自分の人生を捧げることだな。
- 結婚するって、いったいなんなんですかねえ、と挙式直前の男性に尋ねられて
2007/08/30
- □嘘ですよ!
- 知るひとぞ知るネラン神父の口癖です。たとえば、こんな調子です。
- 将来は、洗礼を受けたいかなあって思います。
「嘘ですよ!」
- いつかは、キリスト教の勉強もしてみようと思っています。
「嘘ですよ!」
- 要は、いいかげんな態度が相手に見えるときに打撃を与える一言です。
- □先輩の言うことは聞くな。
- では、爪楊枝を口にくわえながら言ってみましょう。
- 「ひとの経験は爪楊枝のようなもの。自分自身にしか役にたたないね。だから先輩の言うことに従うな。」
しかし、そういうネラン神父も先輩では!? と思ったヒトも多いはず(笑)
- □キリストに出会うということは、ショックを受けることだ。
- 宣教は、勉強という前に出会いです。こんな人がいたと言う驚きの出会いが人生を変えるのです
- □そうならないようにすべきであった。
- 慰めることもできないような厳しい状態になってしまったときに使う言葉
- もう、二度とそんなことを起こすなよ、というニュアンスが込められている
- □馬鹿ですよ!
- そのまんま、です
- □意味がないよ!
- 実は、ほとんどのことが意味がないと思っている節がある
ちなみに、ネランさんにとってはキリストを伝えることこそが、最も意味をもっている
- □孤独だが、寂しくはない。
- カトリック司祭(神父)は生涯独身。お一人で寂しくありませんかとの問いに
- □「戦争が起きる前から、人々にはなんとなく予感があったね。このままでは戦争になると。そして、しばらくして、結局そうなってしまったよ」
- 第二次世界大戦前のヨーロッパについて。そうならないための予防外交が不可欠!
<留学生語録>
- □その期間中、ずーっと、バカになるわけですから。
- 自国の徴兵制度に反対する女子留学生が理由を述べて
- □人間は脅されれば一分で軍人になります。
- 徴兵された経験のある留学生が一番最初の軍事教練を語って
- □わが国のごみ箱であります。
- これは母国の何の建物かとの質問に留学生が答えて(実は国会議事堂……)
- □「しょうがない」っていう言葉がかわいそう。
- あちこちから聞こえてくる「しょうがない」という言葉を評して留学生が
- □飛行機の中でもすぐ友だちになるから簡単に結婚できるよ。簡単ッ!
- 日本の未婚率の高さについて留学生が
- □あんまり人が信じられないんじゃない?
- 留学生が、日本での人間関係について聞かれて
- □愛を知らないんじゃないでしょうか。
- パパとほとんど口を利いたことがない女子学生が多いと留学生が嘆いて
- □あんたは日本に行って冷たくなった!
- 「ふーんそうなんだあ」と、母国に帰って日本での会話と同じように聞き流してしまった留学生が言われた言葉
- □日本の学生は自分が好きなことはちゃんと知っている。
- やりたいことがわかっている学生も日本には多いと留学生が
<お客様編>
- ○傷つくのを恐れないで。傷は勲章!
- 結婚したいと焦る男性に、アラフォー同士の独身女性からアドバイス。
- ○町医者になった自分を、看護師だったお袋が空から見てくれている気がするんですよ。
- 還暦を祝った医師が、夏の暑い日の往診で思うこと。
- ○不確実性の時代だからこそ何も信じない、ではなくて、だからこそ何を信じるかが重要なんです。
- 自営業の社長の述懐
- ○妹の結婚を素直に喜べない姉って、やっぱりダメかしら。
- もう歳だから結婚する…と出て行った妹に、老いた父を預けられた素敵な独身女性
- ○私には友だちがいる、エポペにもみんながいると思って頑張ったんです。
- 「もう絶対やめてやる!」と思って会社を一歩出てから、いつも思い直した新人OL
- ○うちの業界では段取り八分が基本です。
- 仕事の八十パーセントは仕事を始める前の準備にあると語って、自称「土建屋」外資系役員
- ○たくさんの犬との散歩ですね。喧嘩しないように、それぞれの犬同士がね。
- 課長たちの掌握について、上場企業営業部長
- ○相手の幸せをいつも祈って、電話はもうしないこと。
- 最近別れた恋人が今どうしているか心配だと話す後輩に、先輩が諭して
- ○まぁ、飲みなよ。
- 場の雰囲気によって非常に効果的。地方行政マンの名科白
- ○どういうわけか、お姑さんとお舅の食器の洗剤はいつもちゃんと流せないのよね。
- 三世代同居の主婦が真顔で
- ○俺はッ、結婚するぞーッ!
- 店内で突然のプロポーズ。未来の花嫁はきょとんとしていましたが
- ○それでも、一人ひとりと向き合っていくことからだと思います。
- 日本における福音宣教について、叙階されたばかりの若い教区司祭が答えて
- ○ほとんどの人はなにも為さずに歳をとっていくんだよ。
- 中年になったことを嘆く人に元技師長が
- ○地球最後の男になっても、ぜったいあいつとは寝てやんないッ!
- 大学院生
- ○ボランティア活動は苦しむ人たちを助けることに専念すべき。根本を変えようと考えはじめると革命運動になってしまうから。
- 人材派遣業の社長
- ○今もうちの子どもたちはブロック遊びは禁止です。
- 破壊された遺体をブロックで整えて送り帰していた元従軍兵。決して戦争をしてはならないと語って
- ○結婚はしてもしなくても後悔するから、結婚しておきなさい。
- 離婚と再婚を経験している総務部長
- ○子どもの頃からのリスク回避ですね。どうしたら最大の効果を上げられるかを考えてきた気がします。
- 偏差値の高い大学に入るためのコツを聞かれた学生
- ○教育学で学んだことはただ一つ、一人ひとりの教育は皆違うんだということでした。
- 教育学を学んだ霞ヶ関の官僚
- ○自分のやりたいことをやっていい学生時代が過ぎると、自分がやれる範囲を悟る時期が来る。そして次に来るのが、自分のためにではなくても、やらなければならないことが増える時期だ。
- 自営業の社長が就職を考える学生に
- ○かかわって欲しんです。どんなに突っ張っている子でも、いつか必ずサインを出します。
- フリースクールの先生
- ○最初から一人きりだったらきっと寂しくなんかないさ。相手はいるはずだと思うからこそ辛くなるんだろうね。
- 孤独について、出版社の社長
- ○結局、時間をかけて子どもの方が成長して親を受け入れるしかありません。
- 親が子どもを受け入れられない家庭のカウンセラー
- ○いつもの右側走行ばかりじゃなくて、左側を走ってみることです。ぶつかるって? それが出会いです。
- 出会いがないと嘆くサラリーマンに新婚の牧師が
- ○キリスト教は日本にまだ広がっていないと思ってるでしょう? でも実は、仏教だってホントはそうなんですよ。
- 仏教の僧侶
- ○パパはママがいてくれてよかったね!ママは後悔してるみたいだけど!
- 開業医が娘に言われて
- ○なにがコワイって、日本が一番コワイですよ…。
- アフガニスタンで活動するNGOボランティア
- ○権力の味はすごいよ、からだが震えるぐらい。自分がこうすると言ったらそうなるんだから。
- 公共団体の部長
- ○結婚はネジ巻き式の大きな古時計みたいなもんだ。必ずどちらかがネジを回さないと動かない。
- スタッフの学生時代の悪友
- ○一人のひとから愛されれば十分です。
- 結婚を決めたOLが、あんなにモテていたのに、と職場の同僚に残念がられて
- ○落ち込んだら現状維持。無理にジタバタしないほうがいい。
- 小学校教師・OBスタッフ
- ○ヨブ記って知っていますか。あれはねえ、ぜひ一度読んだほうがいい。
- 大司教とは知らずに会社の部長が話しかけて
- ○おたく、惚れたことある? 惚れたってこてとはね、……一緒にいたいってことだよ。
- 役所の部長
- ○男ならな、女の言うことは、いつも、うんッ、うんッて、聞かなきゃいかんぞ、青年!
- 自衛艦元艦長
- ○やっちゃらんないね!
- 引退した会社役員
- ○役人生活の基本は、職場の近所付き合いを大切にすることです。
- 図書館勤務
- ○内線電話を取らないほどの集中力、それがミスをなくす秘訣です。
- 證券アナリスト
- ○それでも、やっぱり、いつか人は死ぬんですねえ。
- 研修医
- ○あんた、いったい、あたしの何を知ってるっていうのよッ?
- 三十代OL
- ○人は誰でも歳をとるのよ。老化していくのはみんな一緒。
- 二人の母の介護をしている主婦
- ○いつも祈るような気持ちでレントゲンフィルムを見ているんです。
- 健康診断の一次検査医師
- ○あんた、友だちッ!?
- 唸るとコワいゴールデン街のマスターが、息子を叱る奥さんにそんなにキツク言わんでもと呟いたら、唸られて
- ○寂しいからだよ。
- 電話でかわいい人形の声が聞けるサービスを大人も利用していることを評して、ヘッドハンティングを専門にしている社長が
- ○じ、自分でやっちゃいました……。
- 浮気がバレて猛烈な夫婦喧嘩になり、ナイフで刺されてしまった夫(軽傷)が誰にやられたかを問われて。ちなみに救急隊員はニヤリと笑ったそうな
- ○祈ることの意味がようやくわかりました。きょうは、勇気を出して来たんです。
- OL時代、祈るなんて意味がないとスタッフを馬鹿にしていたという方が、ホスピスの事務職員となり、当時のことを謝りに来られて
- ○「休ませてあげよう」っていうイエスさまの言葉が、嘘っぽくなくて、なんだかホッとしたんです。
- 「苦しみをなくす」と言ったのではない、この言葉(マタイ11・28)が響いて受洗(とても若く見える、自称「お局さま」)
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