職業軍人から一転、フランスから宣教師として来日したネラン神父は、遠藤周作著「おバカさん」のモデルとして知られ、他の遠藤文学にも数多く登場しています。東京大学や慶応義塾大学でフランス文学の教鞭をとり、財団法人真生会館の理事長として現在の会館を新築、神学叢書「ロゴス」の編集出版をはじめ、「キリスト論」に代表される聖書神学の論文の数々を著し、ネラン塾での学生指導、そしてバーテンダーと、日本人のためにその半生を捧げてきました。どうぞ、皆様でお祝い下さいますようお願い申し上げます。
なお、ネランさんの金祝(司祭叙階50周年)を祝う会事務局がエポペ内に設立され、現在も準備を進めております。宣教に結びつくよう、多くの方々に周知するための呼びかけ人になって下さる方は下記アドレスにお知らせ下さい。折り返し詳しい資料をお送り致します。
e-mail:epopee@vinet.or.jp
6月25日(日曜日) | 午後2時より | 記念ミサ 於 東京カテドラル聖マリア大聖堂 |
午後4時より | パーティ 於 ケルンホール |
略歴 | カトリック司祭。株式会社エポペ会長。1920年フランス、リヨン生れ。陸軍中尉を経て、1950年神父となり作家遠藤周作氏らの留学を受け入れる。1952年宣教師として来日。渋沢・クロデール賞選考委員、真生会館理事長、東京大学、慶応大学,立教大学など講師を歴任、神学研究、翻訳、ネラン塾主宰など幅広く活動する。遠藤周作著「おバカさん」のモデルとしても有名。朝日カルチャーセンター、キリスト教講座講師を経て現在は聖書研究に専念している。 |
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著書 | 『キリスト論』(創文社)、『アンチオケのイグナチオ書簡』(共訳、みすず書房)、『我ら人生を論ず』(春秋社)、『Le Palais des Fetes』(三島由紀夫『鹿鳴館』の仏語訳、Gallimard)、『おバカさんの自叙伝半分』(講談社)など |
6月25日(日)、東京カテドラル聖マリア大聖堂においてオーケストラが賛美の音楽を奏でる中、G・ネラン神父の金祝記念ミサが荘厳にして華やかに執り行われました。250名以上の列席者がありました。HP作成者もまことに美しい空間をご一緒できたのですが、聖堂内は撮影禁止でしたのでこのページでは金祝パーティーの写真のみ掲載させて頂きます。ご協力頂いた関係者には、HP作成者より深く御礼申し上げます。
上の写真は列席者のお子さんたちと握手をされるG・ネラン神父です。下の写真はパーティー会場のG・ネラン神父近影です。